トレーニングを組立てる(daily)【トレーニングを理解する その4】

みんな、ご無沙汰だね!
今日もムキムキしてるかな!?

…というわけで、忙しいので早速本題に入ろうと思う。

前回はトレーニングをどの程度の頻度で組立てるか?
…について書いたわけだけれども、今度は毎日のトレーニングを
どのように行えばいいのかについて簡単に書きたいと思う。


【どのトレーニングから始めるべきか】

自宅でトレーニングしようと、ジムでトレーニングしようとまず頭を悩ませるのが、どのトレーニングから始めるべきか?…って事だ。ここで僕が腕立てからスタートして下さい!…言ってしまえばミンナ腕立てから始めてくれるだろうけど、今後様々なトレーニングを組合せる時に悩んだりしないように、簡単な論理を覚えて欲しい。

それは…大きい筋肉からトレーニングすること。だ。

ほぼ全ての筋トレが単一の筋肉だけで使っているわけではない。
腕立て伏せは大胸筋や上腕三頭筋を中心に鍛えるが、周辺の補助筋と言われる三角筋や肘筋も使われる。この場合、一番大きな筋肉は大胸筋だ。

大きな筋肉が一番パワーがあるため、必然的に重い重量(強い負荷)でトレーニングを行う必要があるが、仮に上腕三頭筋からトレーニングしてしまったらどうなるだろう? より小さくパワーのない上腕三頭筋を先に追い込んでしまうと、大胸筋トレーニング時に既に疲弊しているため、重量(負荷)を支えることが出来ず、大胸筋を追い込むことのないままトレーニング終了となってしまうのだ。

大きい筋肉を先に鍛えても、小さい筋肉も疲労してしまうじゃないか?…と考えるかもしれない。もちろんそうだ。上腕三頭筋も同様に大胸筋トレーニングで疲弊してしまう。しかしパワーのなくなった上腕三頭筋や補助筋と合わせて、大胸筋を追い込もうとするよりもずっと楽なはず。一度試してみたらいい。

というわけで効率的にトレーニングを行うためにも、大きい筋肉から先にメニューに組み込もう(補助筋があまり相互作用しない筋肉、腕立て、懸垂、スクワットなどは筋肉の使い方が全く違うので、疲弊しにくい。よって、より鍛えたい箇所を先に行えばいいだろう)




【筋トレの組合せバリエーション】

次にトレーニングの流れについてだが、例えば大胸筋周りを鍛えるならこのトレーニングは胸周辺のプッシュ系(押す動作の)トレーニングであるため、同様の筋トレメニューを大きい筋肉順にこなせばより追い込める。


例えば私のトレーニングの場合


プッシュ系(胸・肩・三頭筋)

ダンベルプレス 8-6回 × 6-8セット(大胸筋・上腕三頭筋
ダンベルプレス インクライン 8-6回 × 2-4セット(大胸筋上部・上腕三頭筋
プルオーバー 8-6回 8-6回 × 2-4セット(大胸筋(ワイド)
ショルダープレス 8-6回 × 4セット(肩サイド・上腕三頭筋
フレンチプレス(左右) 8-6回 × 3-4セット(上腕三頭筋
フロントプレス&サイドプレス 10-16回 × 3-4(肩フロント&サイド)


大胸筋&上腕三頭筋から始めて、上腕三頭筋にうつり、上腕三頭筋&肩周り、肩周りオンリーという形で追い込んで疲弊させていてる、多少前後しても構わないが、同様もしくは周辺部位からトレーニングを重ねて追い込んで良く形だ。ほとんど押す動作(プッシュ系)を基礎とした周辺筋肉だ。



同じように プル系(広背筋・上腕二頭筋

ラットプルダウン 8-6回 × 4-6セット(広背筋・上腕二頭筋
シーテッドロー 8-6回 × 3-4セット(広背筋・上腕二頭筋
アームカール 8-6回 × 3-4セット(上腕二頭筋

こちらは引く動作(プル系)を基礎とした周辺筋肉だ。



腹筋(マシン)10回 × 4-6セット
レッグプレス 8-6回 × 4セット

こっちは上二つとは全く関係ない筋肉。



私の場合、胸肩三頭筋を重視したメニューを一日でこなすため、上記のような組み合わせになった。例えば今日は胸肩三頭筋、明日は背筋&上腕二頭筋、明後日は下半身…なんて感じで毎日行っても構わない。それぞれの好みに合わせて組み合わせてくれればイイ。(他の筋肉を鍛えてるうちに、最初の筋肉は超回復するから休まず次のトレーニングに入れる)無理なく満足できるメニューをこなすのがいいだろう。

上腕二頭筋や三頭筋など、逆に作用する筋肉を一度に組み合わせる方法などもあるが、今回は省く。
有酸素運動の日と筋トレは別の日にした方がイイと思うが、どうしてもセットで行う場合は、筋トレ後に有酸素運動するように!
※ ホントにマッチョになりたければ、セット数が10~20セットくらいになったりします。



さて、今日のトレーニング理論は理解しもらえたかな?
それでは、今日も良いトレーニングタイムを!!
オレも今から鍛えにいってくるぜ!!!