プッシュアップ:ワイド

より大胸筋のサイドを意識したプッシュアップです。
広い胸板がほしい人に向いています。



【効果】
主に胸(大胸筋)上腕部(上腕三頭筋

【回数】
10回前後×3セット
(大きな筋肉がほしい人は7〜8回、筋肉を引締めたい人は12回位)
注)回数をやることが目的ではなく、筋肉がこの数以上出来ないことが重要です。



【やり方】
1:ノーマルプッシュアップより、更に手のひら一つ分広めに開き、胸の横の高さで床につきます。両足も同様の幅に広げて四点で身体を支えます。
 
2:両手を伸ばしたまま腰を引き、ひらがなの「く」の字になります。

3:くの字を緩めながら両手を曲げ、胸を床に近づけてながら、頭を前方へ出し切ります。

4;両手を伸ばして「1」の姿勢に戻って繰り返します。



手のひらはノーマルよりも更に広くします。




足も手のひらと同様の広さで固定します。




1 ここからスタート


2 身体を腰で折って、くの字の形に



3 肘を曲げながら身体を下ろし、くの字をゆるめます


4 下げきったら更に前方へ一押し


5 両腕を伸ばして最初の姿勢に戻って繰り返し。




【ポイント】
1、ノーマルより更に胸を使っていることを強く意識します(腕ではなく)

2、身体を起こしたとき、腕がピンと張った状態になると関節に全ての荷重がかかり筋肉に負荷のかからない楽な状態になってしまうので注意。筋肉を常に緊張させるように。

3、上記のやり方だとこなすのがキツいという人は、プッシュアップ:ノーマルの手を更に手のひら一つ分左右に広げる方法で代用するか、「ベント ニー プッシュ アップ」(膝をついた状態の腕立てふせ)の手の付く位置を広げる方法で代用して下さい。無理して通常の腕立てを行うより効果的でなおかつ怪我をしなくてすみます。もちろん最初は普通のワイドで最終セットだけベントニーでも構いません。



普通のやり方できつい場合は、写真のようにベントニー(膝つき)にして手を更に広くして行ってください。


4、上記のやり方だと簡単すぎという人は、セット数を増やしたり、関節の可動域を広くしてみたり(より深く下げる)、一つ一つの動作に5秒づつかけてみる(クレイジー5)などしてください。回数を増やすことに意味はありません。