なりたい身体になる方法【トレーニングを理解する その2】

レーニングを始める際、必ず決めなければならないのが「どんな自分になりたいか?」

レーニング種目を決めるのも、ターゲットレップ&セットを決めるのも、目的が決まってなければ始まらない。モテる体になりたい人、スポーツのパフォーマンスをアップしたい人、ケンカをせずに喧嘩腰の人間を圧倒できる肉体が欲しい人、怪我や病気で弱くなった身体をリハビリしたい人。それぞれ目的が違い、それにあったトレーニング方法がある(もちろんスポーツの場合は更に競技ごとに細分化される)

だいたい漠然としたものだから簡単に決めるために、自分のなりたい人をイメージする(周囲のかっこいい人でも、モデルでも。尊敬するアスリートでもなんでもいい)のは、簡単に自分の目指すべき道がはっきりしてくるのでオススメだ。まずはイメージしてみてくれ(・∀・)

イメージできたかな?

その人は大きな身体をしてますか?筋骨隆々ですか?スレンダーボディーですか?これがハッキリ解ればトレーニングの指標はできたも同然。それでは間違ったトレーニングにならないよう、筋肉の特性を把握しましょう!
※ 前もって言っておくけど、スポーツのパフォーマンスアップに関してはココでは言及しない。ボクはプロのトレーナーではないし、専門的なトレーニングはうけてないから、いい加減なことはいいたくないの。



【トレーニングにおける筋肉の特性】

出来るだけ難しいことは端折って、誰でも簡単に解りやすく説明すると…
大きな負荷でトレーニングすると筋肉は大きくなり、軽い負荷でトレーニングすると筋肉は小さく引き締まる。

言い換えれば…
少ない回数で限界を迎える=筋肉の肥大、多い回数で限界を迎える=筋肉の引締め(体質もあるし肥大しないわけではない)ということだ。

もっと解りやすく言うと…
重い重量で少ない回数だけトレーニングすると太めの筋肉がつきデカくになり、軽い重量で回数多くトレーニングすると細めの筋肉が引き締まる。

更に、さらに言い替えると…
大きい負荷で短くトレーニング=短距離選手(短い時間に爆発的なパワーを発揮する)、小さな負荷で長くトレーニング=長距離選手(長い時間継続して力を発揮し続ける)
短距離選手=白筋・瞬発筋、長距離選手=赤筋・持久筋



もう解っただろ?
スグにゴリマッチョになって困る!って人は、低負荷で沢山のトレーニングする方法を採用し、全然身体が大きくならない!って人は出来るだけ重い負荷でトレーニングすればOKってこと!



回数のサンプルは以前に書いたとおりだ!

1:身体を非常にデカくしたい・パワーを付けたい > 6回以下(高負荷
2:筋力をつけたい・筋肥大させたい       > 6-12回
3:身体を引締めたい・筋持久力をつけたい    > 12回以上20回くらいまで(低負荷


※ トレーニング初心者は高負荷トレーニングは避けてください。フォームを維持することも難しいので、効果的なトレーニングは見込めないし、なにより怪我するリスクが大きいです。まずは2番の回数を目標にしてください。



たーだーし!一つだけ念頭に置いといて欲しいんだけど、筋肉が付きやすい人もいればそうでない人もいる。とくに瞬発筋は遺伝的才能に左右されるそうだから、だれしもがレスラーみたいな巨体を手に入れられる訳ではないし、身長があれば、骨の太さなんてものも関係する。簡単な道のりではないかもしれないし、時間がかかるかもしれない。でも正しいやり方で続ければ、誰でも成果を上げられる(理想の自分に一歩でも近づける)のが筋トレだし、一般的に求められるレベルはそれほど険しい道程ではないよ!ミンナもあきらめないで続けよう!KEEP ON WORKIN!!!

今日はとにかくこの筋肉の特性だけ覚えておいてくれい!
それでは今宵も良いトレーニングを!!



※ この話は「だから自重トレは不十分」に続きます。